樹脂成形金型 Resin
磨きなどの仕上げ代等を考慮した部品加工、それを可能にする蓄積された金型設計技術による短納期での金型製作が可能です。設計ソフトもCREO/SOLID WORKS/FUSION360と複数種類を揃えており、様々なデータ形式での対応も可能です。
金型製作から射出成形品生産まで
1.仕様検討
製品の要件や仕様に基づいて、金型の設計や製造に関する要件を検討します。製品の形状、サイズ、材料などの詳細が決定します。
2.金型設計
金型設計を行います。CADを使用して、製品の形状に基づいた金型の3Dモデルが作成、設計段階では、製品の形状や材料特性、成形プロセスなどが考慮します。
3.金型製作
設計が完了すると、実際の金型製作が始まります。マシニングや旋盤などの工作機械を使用して加工します。必要に応じて、熱処理や表面処理も行います。
4.試作品作成
試作品を作成し、製品の形状や品質の確認をします。必要に応じて設計の問題や不具合を特定し、金型に修正を加えます。
5.金型納品
試作品の承認後、金型を最終的な仕様に適合させ、顧客に金型を納品します。この段階で、製品の量産準備が整います。
6.メンテナンス
金型が納品された後も、定期的なメンテナンスにも対応します。金型の清掃、潤滑処理、摩耗部品の交換など定期的なメンテナンスをすることで、金型の寿命を延ばし、品質が維持できます。
射出成形用の金型へのこだわり
社内設備をフル活用した一貫生産体制
金型の設計から加工、成形のテスト、検査まで全て自社の設備で対応可能体制を整えています。一貫して生産計画を立てることができる事で、高品質な金型、製品を提供することができます。
多様な素材とサイズに対応
対応素材は熱可塑性樹脂全般(PPS、PC、PBT、PA、LCPなど)で、金型のサイズも150mmから400mmまで幅広く対応可能です。
金型の耐久性や品質、精度向上のための取り組み
最適な鋼材やコーティングの選定による金型の長寿命化、熟練した作業者の磨き・仕上げによる品質の向上、製品特性を考慮した設計による製品精度の向上など、現状に甘んじることなく、自社の技術向上に常に努めています。