金属樹脂一体型成形のインサート成形金型- 株式会社パワージェクト

インサート成形金型 Insert

インサート成形とは、射出成形用の金型の中に金属の部品をあらかじめ入れておき、その上から樹脂を注入して金属と樹脂の一体型の製品を成形する方法です。金属の周りの一部を絶縁体で覆う必要があるコネクター部品などに多く使われる工法です。

インサート成形によく使われる金属製品、端子部品や板ばね製品などは、弊社の順送プレス金型で成形も対応できますので一体型の製品の成形は弊社にまとめてご相談下さい。

プレス品、成形品両方を自社で設計・製作ができるため、お互いの寸法合わせで起きる問題を予見できるため問題が生じません。

プレス金型と成型金型が図面通りでもインサート成形が必ずうまくいくとは限りません。弊社では成形で寸法がうまくいくように、プレスに狙い値をヒアリングし、それに合わせてインサート成形がうまくいくようにインサート成形金型の図面を調整します。
プレス品が既存品の場合も、現物に合わせて成形の金型を調整します。

弊社のプレス品がその後の工程でインサート成形される場合にその仕様を教えて頂ければ、プレス金型の設計もそれに合わせた狙い値を設定し、修正ができるような柔軟な設計を心がけています。

金属の成形から樹脂を含んだインサート成形まで行える装置の中に組み込みのご相談も受け付けています。装置に携わっていた経験を元に、相手方の意図を読み取った設計を行い、供給部品の搬送方法、位置決め方法など様々な提案を行います。